「ALFvsTom」 ACぷよぷよ通100本先取(2007.3.18) 〜戦術概論〜

vol.1

―前書き―
本ページは、主に1p(ALF側)
視点での、実際にACぷよ通で行われた試合の分析と考察を兼ねたテキストです。
実戦動画に基づいた、ぷよ通の最上級プレイヤーの”思考”や、対戦時に於ける”視点”の動き、”読み合い”の流れまでをドンドン暴露して行く予定です。赤裸々に。
更に上のステップを目指したい全ての中〜上位ぷよらーへ。「上達への糸口」になればこれ幸い。

 


■0-0
単発からの2ダブは、相手の形とツモを改めて確認する意味合いも兼ねたもの。
⇒「時間的優勢」を利用した追撃。相手がN2(NEXT2)までに5連鎖も完成しない事は、先の2ダブ中に確認済み。初戦というのもあり、流れ欲しさの”確率論”での勝負。
2p側は
並みのプレイヤーでは気付かぬ最善手が見事。確率的には厳しいものの、『赤発火』まで間に合えば6連鎖が完成している。

■1-0
C_6地点の『黄色』は余計であり、”悪手”。このたった1連結で悪形へと変貌する。
そして中盤戦は、分離で攻めるより素直に『赤ゾロ』を放り込んで、「合体」の流れ(※図A参照)に持っていく方が自然だった。

[参考図A-1]

(列)A  B  C  D E F

[参考図A-2]

『黄色』は後乗せで可。
(1:26〜)
単発で崩しながら展開させるべきだった。判断が甘い。
数秒後の謎の5連鎖により負けが確定する。
既に連鎖尾は入っているのだから、左辺の『紫』を一旦単発で消し、フィールドに余裕を持たせつつ繋ぐ
狙いが正解(※図B参照)。・・・どのみちツモ的には厳しかったが。

[参考図B]

 

■1-1
形的には面白いが、お邪魔1列での先行発火はかなり早計。
相手のミスにより命を拾ったケース。 

■2-1
高速な展開。
残しからの延ばしは冷静さを保っていないので×。

3:24時点では2連鎖の追撃をスルー。簡単な”勝機”逃してるので×。
最終的に勘違いしてる上に、飽和も少ないので×。
負けて当然。30点。

■2-2
土台の連結が面白い。
が、その後がNG。
両者愚形。って事で。

■3-2
序盤の積みは変則手順。
敗因は、相手「2ダブの流れ」に対しての察知が遅れた事と、対応が不用意だった事。
『黄色』
で止めた”応手”の2ダブを作っておくべきだった。
結局、『紫』は来ていなかったがそれは結果論。来ないのを見越した3連鎖への変化もあるが、選択肢としては若干弱い。
火の用心。火の用心。

■3-3
2p側がかなり早めの仕掛け。唐突な2連鎖に対して、1pは誘発(意図的暴発)狙いの本線4連鎖ダブルで対応。
無難にいくなら、真ん中で3連鎖という筋もあったがそこは敢えて。
2p側は素直に行けば、右の『緑発火』で5連鎖であった。

■4-3
土台は変則鍵積み。N2(NEXT2)を見ながら千切り0で柔軟に。
道中は危険を察知して急ブレーキ。
・・・しかし、相手の3ダブに2ダブの5連で合わせたつもりが、E列(5列目)に『黄色』置いてしまったのに気付かず。本線に繋がりお陀仏。
[2pサイド]
発火寸前に”自陣凝視”(暴発確認)。暴発発見→緊急発火の流れは見事。オマケはありがち。

■4-4
なかなか面白い試合。
互いの見切り・判断のタイミングも素早く、双方の連鎖も面白い感じ。
ただ、1pはもう少し連鎖尾付近を拡張出来たはず。
2pセカンドは操作ミスが濃厚。惜しい。

■5-4
(8:39〜)
ワザとコンマ数秒遅らせて発火した2ダブが、この試合最大のポイント。
相手の凝視・反応タイミングをズラす”ディレイ”という技術。
これにより相手は折り返しに突入してしまい、2ダブ→2ダブの連携がHIT。圧倒的優勢を獲得!
追い討ちは『紫発火』の2ダブの3連鎖で即追撃していれば、もっと早くトドメを刺せていたので減点対象。
むざむざリスクを上げてやる必要はない。

■6-4
土台部、折り返し部共に面白いが、あの場面で先行発火は頂けない。
判断が激ヌル。
多少のリスクを負ってでも凌ぐべきであった。
2pが緊急発火不能な形になって、向こうの判断ミスに助けられたカタチに。納得の行かぬ、棚から牡丹餅的な勝利。 

■7-4
(10:28〜)
一瞬2ダブでのお邪魔消しを考えるも、3連鎖の追い討ちに凝視・反応して変化した可能性大。
一挙に”優勢”に持ち込もうという算段が見え隠れする。
切り返しは、『紫残し』4連鎖の方が安全度では上だったが。反応は鋭い。
N2までのツモを見て、咄嗟の形状変化は◎。
[2pサイド]

[参考図C]

この手順の最短経路で全消し5連鎖なら、まだ可能性はあった。

■8-4
相手の2ダブの流れは察知した・・・が、
C_3『紫』まで巻き込んでしまったのは計算外。急ぎだったとは言え、”残し”が下手。
量的には、ツモが良ければセカンドで何とかなりそうなサイズだが、操作ミスして死亡確定。

■8-5
全消し戦。
その後は変化を狙い過ぎたか、お互いに愚形(笑
Tom君は先行催促にしては大き過ぎた。その後のリカバリーは上手いが、あの猶予と残りぷよでは厳しめ。

■9-5
序盤はかなり良き変化が見られる。
隙がなく、千切りがなく(操作ミスは除く)、縦置きでツモの回転が速く、何より受けの広さ。
中盤〜終盤の2ダブのタイミングも良かった。発火されても問題なし。
80点。

■10-5
最初の2ダブは、相手が1/8ツモってお邪魔1個なので◎。
その後の2ダブは、相手の着火が遠いのを考慮してたとしてもリスキーなので△。

■11-5
この試合の土台は凄いな、と・・・(笑 
ここ最近の自分の”手堅め中心の思考”では、同様のカタチに持って行く事は難しいかも知れない。
E列で発火した時の連結ボーナスが異常。鬼の7+9連結
2トリや、発火確認後の折り返し変化の判断スピードも○。

ただ、発火はなぜか横倒しにしなかったので1連鎖損。
2p連鎖の最後がダブルだったので発火としてはギリギリ。内容的には90点台。
2pセカンドは単純ミスにより5連鎖逃している。惜しい。
(14:29〜)
仮に相手の連鎖が短ければ、このような重ね方も狙えたであろう。

[参考図D]

 

■12-5
面白い手順と流れの”近代的”なぷよ。
これは相手の形もキツイと見て1/8発火か。
B_5.6.紫』は、C_5.6に置いて、土台に敷いた『赤』もキッチリ回収出来れば尚良かった。 

 

 

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